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理学療法学生が自身の長距離選手であった経験や医療の知識を元に長距離を速く走るコツをお伝えします。

効果抜群!!楽に速く走るために鍛える部位は?

んにちは。

タクです。

 

 

早速ですが、

長距離選手が走る時、

どこの筋肉を使ってますか?

 

 

 

もちろん身体全体を使います。

 

脚以外でも、

身体を安定させるために

体幹の筋肉も働いていて、

腕振りには肩から腕の筋肉も使ってます。

 

 

しかし、前進するために、

怪我を予防するために、

重要な部分はあります。

 

 

 

以下のうちどれでしょうか?

①股関節

②膝

③足首

 

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これらは関節の名前でありますが、

使われるのは、その周辺の筋肉だと思って下さい。

 

 

 

 

 

答えは①股関節です。

 

 

理由は1番動く範囲が大きい、

筋肉自体が大きく、筋出力が高い、

疲れにくいなどが挙げられます。

 

 

動く範囲が大きいことについては、

股関節は脚のつけ根であるため、

股関節が動くことにより

脚全体が大きく動きます。

 

また、股関節は前にも後ろにも

動かすことができます。

 

膝においては、

曲げる方向には大きく動きますが、

膝を伸ばす方向には可動域に制限がかかり、

 

膝の屈伸のみで前進することは

難しいでしょう。

 

足首だけを頑張って動かしても

大きく前に進むことにはつながりません。

 

 

筋出力が高いことについては、

股関節周辺には

殿部や太ももなど、

大きい筋肉がたくさんあります。

 

筋肉が大きいということは

より強い力を発揮することができ、

推進力につながります。

 

逆に足首周辺の

ふくらはぎなどの筋肉で進もうとしても、

強い力は発揮出来ません。

 

 

疲れにくさについては、

手先や足先の末端の部分では、

素早く動かすことができるけど、

すぐ疲れてしまう特徴があります。

 

一方で、殿部の筋肉など、

身体の中心に近い部位では

速く動かすことはできない代わりに

疲れにくい特徴があります。

 

スタミナが重要となる長距離種目において、

いかに疲れずに走るかを考えると、

身体に近い部位を使う方が

燃費良く走れるでしょう。

 

 

 

以上の理由より、

まずは股関節周辺の筋肉、

特に殿部の筋肉を鍛えましょう。

 

 

具体的なトレーニング方法は

後ほどお伝えします。

 

 

しかし、今すぐに実施したい場合は、

ヒップリフトというのがおすすめです。

 

 

やり方は簡単です。

①仰向けに寝る

②膝を立てる

③腰を持ち上げて、肩から膝が一直線になるようにする

 

以上です。

 

 

 

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このように膝から肩が一直線になるように。



これならすぐに簡単にできると思います。

是非やってみて下さい。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

これからも頑張っていきましょう。